平家物語の初めが覚えられないにゃ

こんにちにゃ!
ねこ納言にゃ
眠い…
今日いいことなかったしー
さいやく。
(↑自分へのイヤミ)

平家物語の初めが覚えられないにゃ
祇園精舎の鐘の声、
諸行無常の響きあり。
沙羅双樹の花の色、
盛者必衰の理をあらはす。
おごれる人も久しからず、
ただ春の夜の夢のごとし。
のあとにゃんだっけーーー!

答え。
遠くの異朝をとぶらへば、秦の趙高、漢の王莽、梁の朱忌、唐の禄山、これらは皆、旧主先皇の政にも従はず、楽しみを極め、諫めをも思ひ入れず、天下の乱れんことを悟らずして、民間の愁ふるところを知らざつしかば、久しからずして、亡じにし者どもなり。 

近く本朝をうかがふに、承平の将門、天慶の純友、康和の義親、平治の信頼、これらはおごれる心もたけきことも、皆とりどりにこそありしかども、間近く六波羅の入道前太政大臣朝臣清盛公と申しし人のありさま、伝え承るこそ、心も詞も及ばれね。 

おまけ
枕草子の冒頭
春は曙。やうやう白くなりゆく山際、すこしあかりて、紫だちたる雲の細くたなびきたる。

 夏は夜。月の頃はさらなり、闇もなほ、螢飛びちがひたる。雨など降るも、をかし。

 秋は夕暮。夕日のさして山端いと近くなりたるに、烏などのつらねたるが、いと小さく見ゆる、いとをかし。日入りはてて、風の音、蟲の音など。
 冬はつとめて。雪の降りたるは、いふべきにもあらず。霜などのいと白きも、またさらでも いと寒きに、火など急ぎおこして、炭持てわたるも、いとつきづきし。昼になりて、ぬるくゆるびもていけば、火桶の火も、白き灰がちになりぬるは わろし。

源氏物語の冒頭
いづれの御時にか、 女御 にょうご 、 更衣 こうい あまたさぶらひたまひけるなかに、いとやむごとなき 際 きわ にはあらぬが、すぐれて時めきたまふありけり。

前も書いたけど。